「ナーベーラー」は食堂の定番!沖縄ではヘチマを食べる?夏バテ・むくみ解消・美容にも

2021-09-07

オキイチ

「ナーベーラーンブシー」って、聞いたことありますか?

ナーベーラーンブシー=ヘチマの煮物・蒸し煮!

うちなーぐち(方言)の中でもかなり難しいですが、

沖縄食堂の定番・うちなんちゅの大好物。

沖縄では「ヘチマ」を食べる?

ナーベーラーンブシー】は沖縄食堂定番メニュー!

ヘチマはタワシだけじゃない!美容にも使える万能夏野菜

県内・県外問わずファンが多い、

沖縄野菜「ヘチマ」についてレポートです。

沖縄ではヘチマは「食べるもの」

沖縄では「ヘチマ」は普通に食べます!

本土では入浴・食器洗い用スポンジの原料として用いられるヘチマ。

沖縄では主に食用として栽培されています。

もちろん普通にたわしの原料として使う人もいると思いますが、

あえて畑で栽培するような人は、

ほとんど食用で考えているのではないでしょうか。

沖縄食堂の定番ナーベーラーンブシー

ナーベーラーンブシーは、【ヘチマの味噌煮】のこと。

「ナーベーラー」が ヘチマ。 

「ンブシー」が蒸し煮料理の意味。 

ヘチマと島豆腐をシンプルに味噌と和風だしで煮込んだ物が多いです。

ヘチマは夏の野菜。

沖縄の食堂でナーベーラーンブシーがメニューに載ると、

いよいよ夏か、と季節を感じる一皿でもあります。

ヘチマはビタミンとミネラルをバランスよく含み、

夏バテ防止に効果が高いといわれています。

「ナーベーラー」調理してみた

スーパーで購入した「ヘチマ」、調理してみました!

スーパーで売っていた1本50円の特売ヘチマ、

まずはピーラーで皮をむきます。

このあとは酒・みりん・和風だしで炒めるだけ。

自然にねっとりとした食感がでるので、

ご飯にもおつまみにもピッタリ。

調理時間5分弱で一品できあがります。

若干青臭さが残りますが、好みの範囲と思います!

オキイチ

ナーベーラーンブシーが美味しい沖縄食堂

「ミルク食堂」のヘチマ炒め

県内食堂でも「ヘチマ」「ナーベーラー」は一段上のメニューのような気がします。

食堂だと「炒め物」のイメージ。

初夏~秋にかけての限定メニューです!

ミルク食堂(那覇市)

軽食の店 ルビー(那覇市)

お食事処 三笠(那覇市)

いちぎん食堂(那覇市)

やんばる食堂(那覇市)

みどり屋食堂(宜野湾市)

オキイチ

他にもいっぱいおいしい食堂あります!ほぼ期間限定メニューです

「ナーベーラー」の発音問題

「ナーベーラー」が正しいです

「ナーベラー」、だと違和感を覚えるそう

○ ナーベーラー、ですが、

ネイティブの県民以外は判断が難しいです。

与那国島では「ナビィラ」というそうです

オキイチ

ちなみに、

○ゴーヤー  ×ゴーヤ

○チャンプルー  ×チャンプル

沖縄ネイティブぽく発音するとかっこいいです!

ヘチマは食用・スポンジだけじゃない?

ヘチマは色々な用途で使われています。

注目されているのが、自然由来の美肌効果。

古くから化粧水など、むくみ解消で使われてたようです

ヘチマ水には抗炎症作用があり、

ニキビや汗疹などの予防対策になるとも言われています。

こちらのクレンジングジェルは沖縄県産ヘチマを使用

炭酸泡の肌改善効果が高い、との口コミ・評価が多いです。

7つの【沖縄の天然由来成分】で、「シュワシュワ」クレンジング効果が高いと評判

クレンジングとしては小さくて量が少なめなので、高価に感じる評価も

まとめ:ナーベーラーは食用・美容に使える万能野菜

沖縄の夏は湿気が多く、

体の熱をとってくれる意味でも、

ナーベーラーンブシーが定番メニューとなっています。

感覚的には、県民はゴーヤーチャンプルーよりも、

ナーベーラーンブシーの方が食堂のメニューではよく注文されてるような気がします。

県民でもゴーヤーは苦手にしてる人は意外といるので、

甘味噌のヘチマを頼む人が多いのかと思います!

オキイチ

沖縄食堂の定番・ナーベーラーンブシー、おいしいですよ!

化粧水など薬用にも使われる「ヘチマ」、

沖縄の夏野菜に欠かせない存在です!

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オキイチ

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