看護師が沖縄移住するコツ【元 看護士採用担当/沖縄在住現役FP 解説】

2021-11-10

  • いつか沖縄で働いてみたい
  • ふつうの看護師が沖縄移住して大丈夫?
  • 今の収入で移住できる?

こんな看護師さん・准看護師さんの悩みに答えます。

沖縄リピーターの看護師さんに向けた記事です。

結論 看護師さんは少なくとも収入の面では沖縄移住で心配ありません。

  • 看護師平均給与額(約490万円)は沖縄では平均水準以上
  • 病院からクリニックまで慢性的に看護師不足
  • へき地医療を経験できるなど収入以上のプラスアルファがある
  • 看護師だけの移住サービスが充実

この記事では、

沖縄移住したい看護師がまずはお金の面で心配しないよう、

元看護士採用担当の公務員で現役FP(ファイナンシャルプランナー)の筆者がデータを交えて解説します。

収入だけでなく、看護師が沖縄移住することは多くのメリットがあります。

丁寧に説明させていただきます。ぜひ読み進めてください。

記事を書いた人オキイチ(Writer)
\ 沖縄小ネタをお届けします!/
沖縄移住2度目・10年以上の現役FP。骨汁せんべろカレーなど、お手頃グルメが大好き。
某県で離島の公務員として2年間医療従事者の採用を担当。看護師求人サイトを「雇用する側」の立場で利用していました。

看護師が安心して沖縄移住できる理由

  1. 看護師の平均年収は沖縄県民の平均年収より高い
  2. 求人が多く移住サービスも充実している
  3. 離島・へき地医療が学べる、将来を見据えたキャリア形成ができる

看護師は沖縄移住にとても有利です。

なぜなら、少なくとも収入や働く場所にはほぼ困らないから。

看護師の平均年収(41歳)約491万円
沖縄県民の平均年収約377万円
出典:「令和2年賃金構造基本統計調査」

もちろん移住するすべての人が楽しく・問題もなく・長期滞在できるとは限りませんが、

賃金が安めで求人が少ないといわれている沖縄でも、看護師は非常に有利です。

賃金等のデータを解説します。

オキイチ
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看護師平均年収は約491万円

看護師の平均年収(全国)「※約491万8300円」(平均年齢 41.2歳)

手取り額では、だいたい400万円。

経験が浅い看護師さんでも手取り280~360万円前後が多いみたいです。

「年収」と「手取り」の違い

「年収」は税金・控除含めた総支給額
「手取り」は実際に振り込まれる額

ボーナスを除いた手取り月収では、

約25万円くらいの方が一番多い計算です。

看護師業界で一般的に言われるのは、

初年度の基本給は20万円前後、

徐々に昇給したとして、10年勤続で25万円を超えてくる…というのが一般的。

※出典:「令和2年賃金構造基本統計調査」

平均は約490万円ですが、ボーナス・夜勤の有無でだいぶ変わってきます!

沖縄県全体の平均年収は約377万円

それに対し、

沖縄県内の平均年収「※※約377万3000円」で、全国で46位。

全業種を通じてのデータなので、

移住者の感覚では「もう少し低い…」ような気がします。

内訳をみると、一部の業種・地域が平均を押し上げているようです。

※※ 出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」

看護師が安心して沖縄移住できる理由

ここでチェック
収入面で心配がないとしたら、沖縄移住に求めるものは何か?ぜひ想像してみてください。

沖縄県全体の平均に対し、看護師の平均年収が上回っている、

ということは、

多くの看護師は沖縄では「ミドルレンジ」以上ということ。

少なくとも収入面の心配はなさそうですね。

厳しく言えば、収入面を重視するなら、定住先は沖縄でなくてもいいような気がします。

オキイチ

看護師は常に人手不足

求人が途切れることなく、就業先に困りません。

すでにお話したとおり、

看護師は年収的には不安はなさそうです。

なにより大きいのは、「常に人手不足で、求人に事欠かない」こと。

働く場がないと嘆く県民が多い中、これは大きなアドバンテージ。

移住者からすると、はっきり言ってうらやましいです!

オキイチ

収入以上のプラスアルファが手に入る

医療のプロとして「常に必要とされる」感覚を味わえます。

おそらく、看護師に限らず沖縄移住を考えている人は、

年収以外の「プラスアルファ」を求めているはず。

「沖縄ならでは」の時間や、暖かい気候・のんびりした人とのふれあいなど、

かけがえないものが手に入ります。

先に移住した者として、沖縄にいると心身リラックスしますよ。

オキイチ

また、看護師の移住で大きいのが、

職業的にあなたが「常に必要とされる」こと。

社会・地域に医療を通じて貢献できることで、周囲から温かく迎え入れられます。

>>沖縄移住で失敗する3つのパターン・成功する3つの対策を解説 (内部リンク)

看護師だけの「移住サービス」が充実

看護師だけが使える特権、金銭的メリットも大きいです。

自力でプランニングして移住するのもいいですが、

看護師資格があればお得なサービスを利用するのがいいです。

おすすめのサービスは、看護師転職専門サイトの「ナースパワー」

おすすめ 費用ほぼゼロで沖縄移住!「履歴書に書ける・実績も積める」看護師のための求人サイト (内部リンク)

他の記事でも書いてますが、僕が看護師なら一度はナースパワーを検討します。

オキイチ

「へき地・離島医療」を学べるチャンス

看護師の幅が広がる。海外勤務のステップアップにも

沖縄では、へき地・離島含む島しょ医療のオペレーションが学べます。

緊急医療に対する体制や考え方の違い、

ヒト・モノ・予算が少ない中での対応など、

看護師にとって日々学びの場になります。

十分キャリアの差別化になりますね!

オキイチ

さらに詳しく

まとめ: 看護師の沖縄移住は無条件におすすめ

看護師は安心して沖縄移住できる

  • 看護師の平均年収は沖縄県民のなかでも高め
  • 求人は常にあり、働く場所に困らない
  • 離島・へき地医療が学べる、キャリア形成にも有利

沖縄移住の一歩をふみ出したい看護師・准看護師さんに向け、ポジティブな情報を提供しました。

比較検討は必ず必要!

看護師さんは、自分で職場を選べます。

もしいまの職場に少しでもモヤっとしたものがあれば、すぐにでも情報収集に着手しましょう。

現在の職場環境が改善すれば、移住を保留すればいいだけ。

看護師は常に情報収集が必須です!

移住をするには、身の回りの整理や勤務先・引っ越し先の調整など、

いろいろと問題がつきものです。

大変なことは多いですが、それ以上に得るものあります。

沖縄移住を多くの人に成功してほしいです。

ぜひ、他の記事も参考にしてください!

>> 看護師が「沖縄の病院・クリニック選び」で使えるおすすめ求人サイト

>> コロナ禍で「仕事を辞めたい」看護師・ナースの【切り替えスイッチ】はどこにある?

>> 「沖縄クリニック転職に強い」看護師が使う大手求人サイト・厳選5件

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オキイチ

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